三びきのこぶた📖
台風14号が日本列島縦断中。
愛知県にも暴風警報が発令された。
今日は巣ごもり。
ベランダに激しく打ちつけるように降る雨…。まるで映画のセットにいるみたい。
人工だったり⁉︎
近くに氾濫しそうな川もなく、崩れるかもしれないような山もないけれど、この暴風なら何か飛んで来る可能性はある。
雨戸がないから念のため、カーテンくらいは閉めておこうと思いながら、窓の外の様子に見入ってしまう💦
ふと、絵本の「三びきのこぶた」を思い出す。
「そろそろみんな、それぞれの家を建てて暮らしなさい。」
お母さんぶたに言われて。
なまけ者の長男こぶたは、簡単簡単と、わらで家を建てました。
「嵐になったら、この家、大丈夫かしら…」
お母さんぶたは、心配そう。
面倒くさがり屋の次男こぶたは、木と釘で家を建てました。
「火事になったら大変だわ…」
お母さんぶたは、やっぱり心配そう。
臆病者の末こぶたは、頑丈な家を作ろうと、レンガの家を建て初めました。レンガにセメントを塗って、一つ一つ丁寧に積み上げ、何日もかけて建てました。
ちょうど、その頃。
おなかを空かせたオオカミが、この森にやってきました。
長男こぶたも、次男こぶたも、家を壊され食べられてしまいました。
末こぶたは、オオカミとの知恵くらべの後、逆にオオカミを鍋で煮て、お母さんぶたと一緒に食べました。
「お前は一番臆病だったけど、一番、賢かったようだねぇ。」
お母さんぶたは、満足そうに言いました。
末のこぶたは、強く、たくましく生き抜いていきましたとさ。
子ども向けの絵本には、伝えたい教訓が織り込まれているものが多い。
『三びきのこぶた』にも、
『手間暇かけて作ったものの方が丈夫で長持ちしたり、役に立つ』
『急(せ)いては事を仕損(しそん)じる』
という教訓があるとのこと。
我が家は、鉄筋コンクリートの集合住宅。頑丈で、騒音での周りへの迷惑が少ないと考えて選んだ家。
わらや木の家よりは丈夫だけれど、油断は禁物。
日頃から、
「今、ここで何かあったら、どうするか?逃げるか、留まるか?」
なんて趣味レーション…じゃなく😅、シュミレーションする癖がついている。
備えるのは、物だけでなく、知恵も💡
今ある物を最大限に活用する柔軟な頭脳、つまり野性の感とか情報も🤔
そしてやっぱり、健康‼️
健康な体と知恵さえあれば、きっとなんとかなる。
明日は、お仕事。
皆様の健康のために、力を尽くそう💪
『三びきのこぶた』イギリス昔話
訳:瀬田貞二 絵:山田三郎
福音館書店(初版1967年4月1日発売)